タイプ6の心理構造
開催日:10月22日(金)午後8時~10時 Zoomセミナー
タイプ6の自我構造=心理構造を紐解いてまいります。
タイプ6は「忠実な人」という呼び名がわりあい一般的かと思います。「慎重な人」という呼び名もありますが、必ずしも慎重とは限らない。
というわけで、もっとも適切な呼び名を思案していた時、タイプ6のコーチの方とセッションをした際に、「信頼」というものを重んじるということで、「信頼を求める人」というのがしっくりくるという話になり、「信頼を求める人」と呼ぶことにしました。
実際には、信頼と不信の間で揺れ動くわけですが、以前から何度か取り上げたことのある三浦友和氏主演のテレビドラマ『不在宴会』の主人公の行動が、囚われのタイプ6の思考と行動を表しててとても興味深かったですね。
このドラマは東日本大震災以前に公開されたもので、その後再放送されることがなかったのは震災で大きな被害を受けた福島が舞台になっていたからだと思います。ドラマには岳温泉の旅館などが出てきましたが、震災後のまだそれほど時が経っていない時期に、カトリックのある修道会のお使いで、筆者は岳温泉の旅館に一泊したことがあります。
余談ですが、それは秋だったのですが、福島は本当に美しいところでした。
それはさておき、三浦友和さんも、じっさいタイプ6ではないかと思います。あまり、俳優・タレント・芸能人の方々のタイプについては言及しないことにしているのですが、トーマス・コンドン師が以前、言われていたのは、俳優はどんなキャラでも演じることができるが、その俳優のエニアタイプと同じキャラがもっともよく演じられるということでした。
確かに、そうだなあと思います。まあ、その俳優の本来のキャラとは程遠いキャラを演じることで、他にはない面白みが出たりするということもあるのかもしれません。それに、俳優さんは自分のキャラ以外のキャラを演じてみたいということもおありなのでしょうけれど。
それはさておき、今回は追従型の自我の構造についてみてまいりましょう。
筆者はエニアグラムを学び始めたころ、このタイプ6がいちばんわかりにくかったです。自分のタイプとは異なるということもあるのですが、非常に複雑でどうとらえたらいいのか、またどうこのタイプを表現したらいいのか、表現の仕方も難しいし、わからない部分も多かった。
だいたいが、忠実な人とか慎重な人というふうに呼ばれ、怖がりなタイプだという説明がある一方で、怖いものに向かっていくタイプ6もいる、という説明を最初に聞きました。
あまり使いたくないけれど、恐怖症のタイプ6と対抗恐怖のタイプ6という説明でしたね。これは不健全段階を表す言葉だと思いますので、通常のエニアタイプの説明には使いたくないわけです。
エニアグラムは、たとえば自己実現の心理学を提唱したマズローのように、健康な人の心理学であり、心理学にとどまらない、自己実現のための実践の道なわけです。と、筆者はみなしているということです。
じっさいにタイプ6の方がワークショップに参加してくださり、個人セッションのなかで語ってくださったことなどが積みあがっていくなかから、筆者のタイプ6に対する理解もある程度は、深まってまいりました。
タイプ6ほど、もしかしたら”類型的”にみてしまっては、その本質が見えにくくなるタイプは他にないといってもいいかもしれません。
というわけで、
テーマ:タイプ6の心理構造
日時:10月22日(金)午後8時~10時 Zoomセミナー
参加費:2000円+税
参加人数:12名様まで(定員に達している場合はその時点で締め切らせていただております)
お支払い:参加費のお支払いは下記よりお願いします。
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※その他、ゆうちょ銀行からのお支払いも可能です。
※参加ご希望の方はお振込みされる前に必ずご連絡ください。
お振込みを先にされますとZoomのURLをお届けできないことがあります。ご了承ください。
※参加にあたってのご注意:
こちらのワークは自己開示を伴うものとなっております。ペアを組んだり、3人一組のワークなどもやる予定です。ですので、自己開示はしたくないし、するつもりはない、ただここで話されていることの内容を知りたい、情報としてくみ取りたいという方には参加をお控えいただくようお願いします。
その方向性は今後とも変わりませんのでご承知おきください。