９月25日（金）コロナ以前と現在では何が違うか？ 創造的生を生きるために。健全度について②
20:00～22:00（19:45オープン、ワークは20:00ちょうどスタート）
参加費 2000円(税込み2200円 paypalにてお支払いをお願いします）
健全度に取り組むには自分の内面に意識を向けることが必要
健全度の要は、自分自身の内面に深く意識を向けることで、他者との関係において、自分にとって生じているストレスやトラブルは、それは自分自身の問題であるということです。
人は自分の方が健全度が高いと思いがちです。
人は往々にして自分の方が「誰か」より健全だと思いがちです。「自分はそれほど深い悩みはない」「人のことをそんなふうに（ネガティブに）思ったことはない」「自分はその程度の葛藤は乗り越えてきた」「あの人はどうしてあんな（否定的な、どろどろした）感情をシェアするのだろう」「わたしはワークに参加しているそんな人たちよりもっと素敵で自分に自信を持っている人たちと付き合っている」そんなふうに思う人もいます。
健全度を扱うときは参加メンバーにも配慮する必要がある
このエニアグラムサロンではめったにないことなのですが、他の方との関連でセミナーをやることになったときや、ごくたまにですが、比較的新しく参加された方がいらっしゃるとき、次のようなことが起こる場合があります。
比較的長くエニアグラムを学ばれ、また深くご自分の内面を掘り下げて観察してこられた方がいらっしゃったとします。その方が、ご自分の抱えている内面の葛藤についてシェアされたとき、比較的新しく参加された方のなかには、その方のことを自分より健全度が低いと勘違いしてしまうことがあります。これはファシリテートしている筆者がうまくフォロしていかなければならないケースではあるのですが、健全度などを扱う時には、参加メンバーにも配慮した方がいいと思っています。
とくに、自己主張型のタイプで、あまり自分を深く掘り下げていないと、「自分はいいもの」と見なし、他の人で内面を誠実にシェアされる方の話を聞いて、その方の葛藤を自分よりレベルが低いものと勘違いしてしまう場合があるように見受けられます。ここでは具体的にどのタイプがどう、という言及は避けますが、健全度を扱うには慎重になった方がいいということだけは言えます。
精神的な深みに達するということは、自らの内にある不健全な部分をも内包しているということ。
自分自身の内面の深いところにある割り切れない感情や恥の感覚、傷つき、焦り、うまく折り合えない怒りや憎しみ、復讐心のようなもの、そういったものを語りだせるということは、健全度が低いのではなくて、健全度が保たれ、より精神的に深みのある方向にシフトしていくということを表わしています。
筆者は昔、カトリックの聖人についての本を書いたことがあります。聖人・聖者と呼ばれる人々の内面と、構成の人びとにそう呼ばれるようになるまでの自らの内なる”苦悩”と”戦い”が、そこにはありました。
健全度をめぐるワークは、自らの本質を発見し、本質とのつながりを取り戻す旅になります。
意識の表層の部分で、自分自身と折り合い、ひたすら自分の外に自己承認を求めていくのか、自分自身の内面を掘り下げ、自我の枠組みを超えて、精神的な解放へとつながる道筋をたどっていこうとしているのか、筆者は後者の
方々に寄り添い、お手伝いをしたいと思っています。
10月のエニアグラムオンラインサロンは下記の日程を予定しております。
・10月9日（金）午後8時～10時
・10月30日（金）午後8時～10時
10月のオンラインサロンでは、withコロナ時代をどう生きるかを考えながら、テーマは健全度をさらに深堀していきます。囚われと固着にも同時に焦点を当てていきます。
【その他のお知らせ】：
エニアグラムオンラインヨガ10月の開催日
10月2日（金）午後8時～9時15分
10月16日（金）午後8時～9時15分
こちら参加費は1000円です（2回分が1000円となりますので、1000円お支払いいただいており1回しか参加されていない方は、ご都合の合うお日にちで、次の回にも参加いただけます。11月にも開催の予定です。
エニアグラムオンラインサロン 参加費のお支払いは下記にてお願いします。
