タイプ7的傾向の強い子供の特徴
【タイプ7の一般的な特徴】
社交的で、楽天的なタイプです。明るく活動的で、積極的に人生を楽しみ、周りの人をも楽しませようとします。好奇心が強く、興味を持ったことは何でもやってみようとしますが、熱しやすく冷めやすい面物事あります。頭の回転が速く、幾つかのことを同時にやれる器用さがあります。
【タイプ7の傾向が強く見られる子供の特徴】
・明るく、活発。
・誰とでも友達になれ、友達の数も多い。
・目立ちたがり屋で、人前に出るのが好き。
・いつも動き回っていて、なかなかひとところに落ち着いていられない。
・気が散りやすく注意散漫で、あまり人の話を聞いていない。
・おしゃべりで自分の都合のいいように理屈を並べることがある。
・みんなを楽しませたり、面白がらせることが得意だ。
・叱られてもすぐ立ち直り、陽気に振る舞う。
・いろんなことをやりたがり、一つのことが長続きしない。
【タイプ7の子供の自我】
タイプ7はタイプ3、タイプ8と同様、自分のやりたいことや欲しいものについてはっきり主張できる自己主張型です。自己主張型の子供は、集団のなかでは目立ちやすく、周囲の子どもに合わせるというより、自分が率先してやっていくタイプです。
タイプ3やタイプ8の場合は、それがいわゆるリーダーシップを発揮するということになりますが、タイプ7の場合は、リーダーシップというのとは少し違っています。タイプ3の場合はチームリーダー的に、自分がグループの中心となってやっていくことがあります。タイプ8の場合は、自分が全体を仕切っていく形でリーダーシップを発揮することがあります。タイプ7は人がどうあれ、自分がいちばんやりたいことをやり、自分が楽しいことをやろうとします。自分が楽しむことによって、みなを楽しませようとするのです。
タイプ7の子どもは、いろんなことに興味を持ちますが、小さいうちから、何でも一人でやろうとする傾向があります。誰とでもすぐ友達になれますが、一人遊びもできる子どもです。
小学校にあがれば、活発なところが目立ってくるでしょう。教室ではじっとしていることが苦手で、いつも動き回っているかもしれません。先生からは、「落ち着きがない」とか、「注意散漫」「気が散りやい」などといわれてしまうことがあります。
基本的にはマイペースで、自分のやりたいことをやっています。友だちづきあいも、特定の友やグループとだけ仲良くするのではなく、自分はどこにも属さないで、誰とでも仲良くできるという感じです。他の子を面白がらせたり、みんなの前で目立つことをするのが好きです。
タイプ7の子どもは頭の回転が速く、おしゃべりで、自己正当化するための屁理屈をこねることがあります。たとえば、自分に都合の悪いことの言い逃れややりたくないことをやらないですむような言い訳をします。叱られてもそれほど落ち込まず、すぐ立ち直ります。
【タイプ7の子ども時代】
ータイプ7の方へのインタビューからー
◆「物心ついたころから、学芸会では主役しかやったことがない。とにかく目立つ子でしたよ、ぼくは。小さいときから、なんかやらかす子ではあった。小学生のときは、児童館で裸踊りをして、それが学校で問題になっちゃったりして。ふざけて調子に乗って、先生の目にとまっちゃったりとか。
あと、ぼく自身の興味の幅がすごく極端で、知りたいこととか興味のあることには好奇心が動くんだけど、みんなが知っていることをまったく知らなかったり、なに、それみたいな。で、ふざけていると思われることがありました。叱られた思い出として、ふざけるんじゃないと言われたのを覚えています。ふざけて知らないふりしてたこともあるけど、みんなが知っていて当たり前のことをほんとに知らないこともあったのです。それがわかるのに、けっこう時間がかかり、母はそれがすごく心配だったんですって。この子、本当に社会に出てやっていけるのかしら。こんな常識的なことも知らないでと。」タイプ7 男性
◆「高校は進学校といわれてたけど、わたしは進学したくなかった。親にどうこうしてお金をもらってというのが嫌だったんですよ。自分で稼いで、それを自由に使いたかったんです。だから、高校一年からずっとバイトをやっていました。花屋さん、バーガーショップ、小学生の家庭教師、お手伝いさん、和風レストラン、公園に売店ができると、そこで売り子さんやって、あと会計の数字あわせる仕事、それから、スーパーの試食コーナーのアイスの売り子とか、いろいろやりました。
働いているのが面白かった。バイト料がいくらか、親は知らないし、何もいわれなかった。そのぶん、貯めたお金でバイク乗り回してて、けがしたりもしましたが。学校はバイト禁止とか、うるさくて、停学になりそうだったんだけど、担任の先生がもみ消してくれて、三年のときには車の免許を取ったら、今度は停学じゃなくて、ふつうは家にいなきゃならないのに、わたしは学校に来させられました。
人にはあまり興味ないですね。自分のことに一生懸命だったから、やりたいことがあって、それでいっぱいいっぱい。だから、人にどうみられたりとかも関心なかった。やりたいことのほうが先でした。そういえば、先生が家庭訪問にきたときかなにかに、母がうちは放任主義ですからと言っているのを聞いた覚えがあります。それで、ああ、放任主義なのかなと」タイプ7 女性
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