2018年10月27日(土)
思考センター タイプ5・タイプ6・タイプ7
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思考センター
各タイプの特徴


 タイプ5、タイプ6、タイプ7が思考センターです。

 思考とは頭の中の働きであり、彼らは本能的直観や感情で物事を受け止めるより、頭の中の思考を使って考えようとするタイプです。


 マインド(mind)という言葉は、「心」と訳されることがありますが、日本語で「心」というと気持ちや感情と混同されがちです。マインドの機能は頭の中の思考空間で生じていることです。

 思考センターの人たちは、他のセンターの人たちよりも、何らかの仕方で思考機能を働かせています。そして、頭で物事を理解し、納得しようとします。

 思考センターの人たちはよく、「頭の中に空間が広がっている感じ」「頭の中に引き出しがある」と言います。
思考には広がりがあり、まさに「思考空間」なのです。それは可能性に開かれた世界です。

 あるタイプ5の男性は、頭の中に碁盤の目のようなものが広がっており、その一つ一つを埋めていくことによって、考えを進めていくと言っていました。それは論理空間であり、論理空間においては仮定や仮説が立てられます。

 思考は、未来の可能性について開かれており、現実には起きていないことについても想像や推論を働かせます。

 

 思考センターの各タイプは導き(ガイダンス)を求めています。

 タイプ5は知識や情報を集め、興味のあることについて深く知ろうとします。客観的に物事を眺め、論理的に筋道立てて考えようとします。

 タイプ5は自分の思考の中に内向します。集中力があり、興味の対象を深く(しかし、ふつうは狭く)探求しようとします。

 タイプ6は自分が思考を使って考えていることに気付きにくいタイプです。さまざまな可能性について開かれていますが、たいていは起こりうると思われるネガティブな可能性について考えます。

 タイプ6の頭の中では、想像力は自分で自分を怖がらせるようなものになっていきがちです。タイプ6の場合、頭の中には複数の自分がいて、複数の自分による脳内会議が行われているような状態です。

 タイプ6は自分の外にある権威や組織、集団その他、頼れるものを求めます。

 タイプ7はポジティブシンキングです。彼らは未来の明るい可能性に賭けます。彼らの頭の中には、次々と新しいアイデアや計画が浮かびますが、実際行動よりも思考の回転の方が速くなります。

 計画したことを行動に移さないまま、すでに次のことを考えているといった具合です。

 思考センターの人びとが安定しているときは、頭の中が鎮まり、物事を見通せるような澄んだ世界が広がっています。

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