2018年9月21日(金)
タイプ3のとらわれと美徳
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タイプ3:成功を求める人の
とらわれは虚栄



とらわれ=虚栄
 自分の価値を高めるため、自分を優れた者に見せるため、実際以上に自分を膨らませる。他人の前で仮面をかぶり、演技をする。

 タイプ3は自分の魅力や実力を認められたい、評価されたいという欲求の強い人です。そのため、できるだけ自分をよく見せようとし、感情的な囚われに入ると、それが度を越してゆきます。自分について事実ではないことを言い始め、いかにもそれらしく振る舞います。自己顕示欲から、まるでクジャクが羽根を広げたような態度で自分をひけらかし、自分にない羽根までも広げようとするのです。

 そして、自分が誰よりも魅力的で有能であるというイメージを他人に植え付けようとします。人前では素の自分を見せず本心を隠し、つややかな仮面をかぶったような状態になります。物質的な価値観を持ち、現在の社会でステイタスと見なされるものを、自分を膨らませる道具として使います。経済力や学歴、知名度、有名人の名前などを持ち出し、それらと自分を関連付けることによって、自己の価値をあげようとします。競争相手に勝てない場合、相手の足を引っ張り引きずりおろしてでも、自分が優位に立とうとすることがあります。

 SNS(ソーシャルネットワーク)上の自己紹介などは、タイプ3にとってこういった虚栄のてんこ盛りができる便利なツールです。反面、虚栄心にとらわれると、本当の自分を見透かされることがとても恐くなるでしょう。そのため、人と真に親しく交わることができにくくなります。


美徳=真性(本物であること)
 タイプ3は価値ある人間でありたいという欲求を強く持っています。では、「価値のある人間」とは、どんな人のことなのでしょうか? タイプ3は目に見えるもので、人の価値を測ろうとします。

 たとえば、外見的魅力、高学歴、経済力、家柄、地位、名声。一流の大学を出ていて、ステイタスのある職業につき、高収入を得て、大きな家に住み、有名人で、みなに羨ましがられるような生活をしている人といったイメージです。そういった「価値ある人」のイメージから、タイプ3は見た目で人を判断することになります。目に見えないものの価値が信じられないのです。

 あなたがタイプ3であれば、心の奥深くで感じているはずです。人に見せている自分の姿は、どこか本物ではない、何か自分のなかに空虚なものがあると。人に近づきすぎると、そんな自分が見透かされてしまうのではないかという恐れを抱きます。

 タイプ3が一流を求めるのは、本来は本物の価値を求めるからなのです。それが性格の囚われに入ると、本物らしければいいということになってしまいかねません。

 タイプ3は虚栄を捨てれば、本物とは何であるかを識別することができます。あなたはすでに、本物の価値を知っている人なのです。自分自身のあるがままを肯定することが、真実を見抜くことにもつながるでしょう。自らも内実ともに兼ね備えた一流の人となることができるのです。

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