ウイングのサブタイプについて
エニアグラムの9つの基本タイプは、そのタイプの両隣にあるタイプの影響を受けていると考えられています。図の上でそれぞれのタイプの両隣にあるタイプは、ウイングと呼ばれています。
ウイングはどのタイプにも2つあります。ウイングの違いによって、各タイプはそれぞれ2つのサブタイプに分けられます。従ってエニアグラムの性格タイプは、合計18のサブタイプに分類することができます。
ウイングのサブタイプは、自分自身の内部の矛盾や、またその矛盾した内面の葛藤がどこからくるのかを明らかにするものです。
また、ウイングのサブタイプについてみていくと、9タイプではしっくりこなかった自分の性格がよりわかりやすくなってくるでしょう。

ウイングは両隣のタイプのことです。ちょうど、鳥が羽根を広げているようなイメージですね。両隣以外のタイプはウイングとはなりえません。
「たとえば、自分はタイプ1にもタイプ6にも当てはまるような気がするけど、タイプ1で6のウイングっていう人はいないのですか?」と質問する人がいます。タイプ1にとってのウイングは、あくまでその両隣りのタイプ9かタイプ2であり、それ以外の離れたところにあるいかなるタイプもウイングとは呼びません。
ウイングの影響は人によって違い、両隣の両方のウイングの影響を持っているように感じられる人もいれば、どちらか一方の影響をより強く感じる人、またあまりウイングの影響は感じられない人もいます。ウイングの影響は自分では自覚しにくく、どっちかわからないという人もいます。
どのタイプにもそれぞれ2つのウイングがあり、どちらのウイングの影響をより受けているかで、同じタイプの人でもどことなく雰囲気が異なるものです。
下の図では、たとえば、9のウイングを持つタイプを1w9、2のウイングを持つタイプ1を1w2、タイプ1のウイングを持つタイプを2w1、3のウイングを持つタイプ2を2w3…というふうに表しました。
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