3つのセンターについて 本能・感情・思考

エニアグラムの基本にある考え方の一つです。人間には本能、感情、思考の三つの機能があり、私たちは本能的な直観に基づいて行動することもあれば、感情で物事を受け止めることもあり、また頭を使って考えることもあります。

本能、感情、思考の三つの機能は、私たち人間の持っている三つの知性のあり方とも言えます。エニアグラムのシンボル図形をヨーロッパの人々に紹介したグルジェフは、これら三つの機能について言及しています。

パーソナリテイタイプのエニアグラムも、グルジェフの思想を受け継いでいるところがあり、これら三つの機能はセンターと呼ばれ、9つのタイプはそれぞれのセンターとの関連で、三つのグループに分類されます。これがセンターの三つ組みと呼ばれるものです。

本能・感情・思考の三つの機能はエニアグラムの9つのタイプのうち、どのタイプでも機能していると考えられますが、センターの概念はタイプによってこの三つのうちのいずれかのセンターの問題がクローズアップされてくる面があり、どのタイプもそのタイプに特有の仕方でのセンターのアンバランスがあると考えられています。

どのタイプにとっても、自己の成長を目指すならば、センターのアンバランスに気づき、センターとのつながりを取り戻すということが必要になってくるということになります。

 

●本能センターのタイプ

タイプ8,9,1は本能センターのタイプです。本能センターは身体センターまた、ガッツセンターとも呼ばれます。ガッツとは内臓のことですが、本能センターの各タイプは腹の中にある怒りによってつき動かさています。タイプ8は怒りを外に出し、タイプ1は怒りを抑圧しようとし、タイプ9は自らの怒りに気づきにくいものです。

●感情センターのタイプ

タイプ2,3,4は感情センターのタイプです。感情センターはフィーリングセンターとも呼ばれます。感情センターの各タイプは自己イメージにこだわりをもっています。タイプ2は善い人であろうとし、タイプ3は価値ある人間であろうとし、タイプ4はユニークであろうとします。これらのタイプは恥の感覚を持っています。

●思考センターのタイプ

タイプ5,6,7は思考センターのタイプです。思考センターはヘッドセンターとも呼ばれます。思考センターの各タイプは頭の中の思考に駆り立てられ、漠然とした不安を抱いています。タイプ5は自分の内面の思考に向かい、タイプ6は自分を導いてくれるものを求め、タイプ7は未来の明るい可能性に目を向けようとします。